鄭周河(チョン ジュハ)写真展 blog「奪われた野にも春はくるか」

鄭周河写真展関連の情報をお知らせしていきます。

『小さな町の古民家で開かれた鄭周河写真展』

(認定NPO法人アウシュヴィッツ平和博物館ニュースレター「imagine」より転載)


 開会二日目の8月21日、韓国から写真家の鄭周河さん、在日の徐京植さんをお招きしてギャラリートークがひらかれました。開会の午後2時前には、暖炉裏にある板の間に敷き詰められた50枚の座布団、土間にしつらえた50脚の椅子は満席。会場に入りきれない人々は庭にあふれました。
 鄭さんの写真展を富士見町でも開いてはと、塚田一敏理事長から話があったのは、1月の半ばのことでした。この呼びかけに画家のSさん夫婦、間伐利用の会のNさん、報道写真家のTさん、9条の会のYさん、精密加工工場社長のSさん夫妻、アウシュヴィッツ平和博物館富士見友の会のCさんなどが参集。会場のこと、開催にかかる費用のこと、宣伝などなど難問が山積。数回の会合で、会場は築170年の古民家に決定、個人の民家で鄭さんの写真展が開かれるのは初めての試みでした。大工でもある塚田さんの指導のもと、急ピッチで会場作りが始まり、チラシもデザイナーのYさんの協力で完成。全員が図書館や美術館、スーパーマーケットなどの東奔西走、チラシを置いてもらいました。また、友人などへの200通以上の手紙は反響を呼ぶ効果が大きかったようです。
 鄭さんは、プロジェクターを使い最近撮影した本邦初公開の写真を投影しながら、日本の原発事故に無関心でおれなかった気持ちを語りました。「美しい風景の中に人のおろかさと哀しみが訴えてきます」と感想を綴った女子高生。「時の流れとともに忘れてしまいそうなことを思い出させてくれました」と記した婦人の言葉は、参加者の多くが共感を呼びました。
 原発がメルトダウンして5年半が経過した今も、放出され続ける放射能汚染の事態は変わりません。国民を巻き込みながら、ファシズムの道をつき進む安倍政権。今やれることはなんでもやり抜き、決して後悔しない道を進む、という思いで今回の写真展も計画されました。津々浦々で小さな催しをとりくむことの大切さを思い知らされたこの2週間でした。
(長野県諏訪郡「古民家 和の家」写真展実行委員 藤井宏志)

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アウ会報







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  1. 2016/10/20(木) 15:08:04|
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