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鄭周河(チョン ジュハ)写真展 blog「奪われた野にも春はくるか」

鄭周河写真展関連の情報をお知らせしていきます。

雑誌「詩人会議」2020年12月号掲載写真

202012月号
2017 韓国 釜山
作家が釜山の原発風景を撮った『砂のアイスクリーム』シリーズの個展にて。
原発を背負った砂浜で、ままごとをしていた子(写真ピンクの上着)が作家につくってくれたアイスクリームがシリーズタイトルの由来だ。
砂のアイスクリームと原発は似ているようでもあり、しかし派生するものには天地の差がある。

(詩人会議12月号『表紙あれこれ 柳裕子』より転載)

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  1. 2020/12/06(日) 08:41:48|
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雑誌「詩人会議」2020年11月号掲載写真

11月号
2014 日本 福島県南相馬市
「子どもを守ろう」と放射能に配慮した子どもたちの遊び場。この写真から6年、公文書の黒塗りが公然の社会で、増え続け行き場のない大量の「除染土」は全国の緑地や農地へと再利用の準備が進み、作物栽培の実証事業もはじまっている。
守るものは何か。すべての一人ひとりが全身でもう一度考えてほしい。

(詩人会議11月号『表紙あれこれ 柳裕子』より転載)


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  1. 2020/11/02(月) 21:25:47|
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雑誌「詩人会議」2020年10月号掲載写真


フランス(2012)
小さな食料品店。以前は日本のあちこちにおじさんやおばさんがゆったりと店番をしているお店があり、みなが何かの時には頼りにしていた。
いつもあったものが、徐々に、あるいは、あることを境に唐突なかたちでなくなっていく。変わりゆく日々において本当に大切なものはなにかを見失いたくない。

(詩人会議10月号『表紙あれこれ 柳裕子』より転載)


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  1. 2020/10/02(金) 15:21:47|
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雑誌「詩人会議」2020年9月号掲載写真

9月号

2011年
アメリカーメキシコを往来するクルーズの旅。この公演自体は特別なものではなかったが、船上という隔絶された場所で暇を持て余した人には待ち焦がれた特別な楽しみであった。「幸福」の根元は、目の前の対象からくるのではなく、自分の足元から始まるものなのだと思わせてくれた。(作家談)
(詩人会議9月号『表紙あれこれ 柳裕子』より転載)


10月号小

  1. 2020/09/01(火) 10:06:35|
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雑誌「詩人会議」2020年8月号掲載写真

詩人表紙20208
韓国(2011)

あの2011年の夏、作家は学生たちと共に、ソウルー陜川ー釜山ー下関ー広島ー長崎を巡った。陜川は広島で被曝した人々が多く帰郷した「韓国の広島」とも呼ばれる地だ。8月6日は広島、9日は長崎で平和祈念式典に参加した。うだるような炎天下を自転車で行く。写真はソウルー陜川間のキャンプ場での清涼のひととき。
(詩人会議8月号『表紙あれこれ 柳裕子』より転載)


詩人202008小

  1. 2020/07/30(木) 14:03:35|
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雑誌「詩人会議」2020年7月号掲載写真

詩人202007
ベトナム(2019)

作家が『戦争責任を学ぶ自転車ツアー』の途中に訪れた都市の公園。音楽に合わせ共に踊る若い世代。流れる音楽はK-POPだった。韓国に暮らしてもK-POPをあまり知らない作家とK-POPのリズムをつかむベトナムの若者たちとの出会い。芸能・芸術は世代や国境を行き交い胸をゆさぶる。
(詩人会議7月号『表紙あれこれ 柳裕子』より転載)



詩人202007小
  1. 2020/06/25(木) 21:25:38|
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義捐金についてのお礼とご報告

4月、鄭周河さんに詩人会議の表紙写真のことでご連絡を差し上げた際、そのつい四日前に火災に遭われ、これまでの作品を含めた半生の足取りともいえる多くの物を焼失されたことを知りました。鄭周河さんは韓国の原発風景を題材に作品を撮られた後、福島で原発事故が起きてからは福島の自然やそこに暮らす人々、動物たちに寄り添いながら毎年撮影を続けていらっしゃいました。悲報を受け、2013~2017年にかけて日本の10箇所を巡回した「鄭周河写真展『奪われた野にも春はくるか』」の元実行委員でこのたび義捐金の呼びかけをさせていただきました。

4月の呼びかけから6月4日までに48名の方がご賛同くださり、総額62万5000円が寄せられ、ご賛同くださったすべての皆さまの連名で、先日全額の送金を無事終えました。
その後の鄭周河さんからのご返信は痛々しくもありました。心をお寄せくださったお一人お一人のお名前をあげられながら、ご自身の身に起きた災害に力を貸そうとしてくださる方々がこれほどいらしたことへの驚き、感動、感謝の言葉が痛切に綴られていました。また、本来ならばお一人お一人に直接お礼をお伝えしたいけれども、今はそれが叶わないのでこれから生きていく中でご恩返しをしていきたいともありました。

鄭周河さんは、2011年に福島を訪れてから「少なくとも今後10年は福島を訪ねる」と常々おっしゃっていましたが、9年目となった今年、コロナ禍で人々の往来がままならない状況下にあります。
写真展は『苦痛の連帯』を試みるものでしたが、昨今のコロナ禍においてもまた、国と国、人と人の分断が進んでいるように見えます。このような時世にありながらも、隣国に暮らす鄭周河さんの痛みに多くの方が応え、共感しようとされたことは、分断に抗する力のように思えます。ご報告とともにいま一度感謝を申し上げます。
  1. 2020/06/11(木) 22:54:19|
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雑誌「詩人会議」2020年6月号掲載写真


ベトナム (2005)

作家はこの年、ベトナム戦争の遺族を支援するグループと初めてベトナムに行った。十代の頃しばらく牧場で働いたことのある作家にはかつて自分が見た風景と重なるものがあったと言う。天真な少年と草を喰む水牛の顔。作家は2016年から福島県浪江町の「希望の牧場」の牛たちを撮り続けている。
(詩人会議6月号『表紙あれこれ 柳裕子』より転載)


20206月号表紙

  1. 2020/06/10(水) 22:07:19|
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雑誌「詩人会議」2020年5月号掲載写真

2020五月
ベトナム(2017)

作家が釜山の若者たちと戦争責任を学ぶためのサイクルツアー中、お昼に立ち寄った食堂の息子。「初めて会う異邦人のカメラを、こうも落ち着いた笑顔で受け入れてくれた」彼が、5年後10年後もこうして笑顔で他者を受け入れてくれますよう。笑顔を育てるのは社会だ。国際社会に私たちはいる。
(詩人会議5月号『表紙あれこれ 柳裕子』より)


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  1. 2020/05/06(水) 14:14:22|
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義捐金のお願い

皆さまへ

コロナウィルス禍でみなさま落ち着かない日々をお過ごしかと存じます。
そんな折に恐縮ではありますが、お知らせがあります。

今月、鄭周河さんのご自宅が火災に遭い、これまでの作品のほとんどが焼失してしまったそうです。
概要は下部にお示ししますが、芸術家がその作品の大半を失うという悲痛は想像を絶します。
鄭周河さんの作品とともに「苦痛の連帯」を試みて全国10箇所を巡回した写真展実行委員として、
鄭周河さんに励ましの気持ちを添えてここに義捐金を募ることにいたしました。

下記の口座に義捐金を募ります。
5月8日(金)までにご送金いただいたものをひとつにまとめてご賛同いただいた方全員の連名でお送りする予定です。
(お振込名義で連名にさせていただきます)
また、5月8日以降にお振込いただいた場合にも必ず鄭周河さんのお手元にお届けします。

<振込先>
・・・・・
ゆうちょ銀行からの場合
記号 00120
番号 764400
口座名義:haruwakuruka (ハルハクルカ)
*記号番号の間に数字が必要な場合は7を入れてください
・・・・・
他行からの場合
ゆうちょ銀行
店名 〇一九 (ゼロイチキュウ)
当座預金 (*普通口座ではありませんのでご注意ください)
口座番号 764400 (*7桁の場合は 0764400)
口座名義:haruwakuruka (ハルハクルカ)
・・・・・

非常事態宣言が出された地域もありお振り込みも大変なことかもしれません。
どなたもご自分と身の回りのことだけで精一杯な状況と拝察いたしますが、
どうか一人でも多くのご賛同をお待ちしております。

最後になりましたが、みなさまのご健康を心よりお祈りしております。

呼びかけ人
鄭周河写真展「奪われた野にも春は来るか」元実行委員/高橋哲哉 徐京植 柳裕子 市川はるみ


<火災の概要>

4月2日午後7時ごろ出火。
鄭周河さんご夫妻は無事。母屋は幸い軽い被害。
母屋から3〜4m離れた別棟の倉庫兼作品収蔵庫(30余坪)が全焼。
作品の被害は、初期作品「恵生園」のビンテージプリント全作品。釜山市の原発のある風景を撮した新作「砂のアイスクリーム」シリーズ全作品。「不安-火中」の大型作品ほか、オリジナルプリント作品数百枚。
「不安-火中」作品の一部ほか数作の母屋に保管されていたものは無事。フィルムは勤務先の大学に保管されているとのこと。
作品の他、撮影機材をはじめとする愛蔵品多数、ご夫妻でされている農園の保存庫/農機具/資材等が同時に焼失。
(日本で巡回展示された一連の作品は、福島県白河市のアウシュビッツ平和博物館に収蔵されたため無事です)

火災原因は、警察、消防、鑑識が出動したが確定せず、捜査結果はひと月後になる予定。
防犯カメラは母屋の玄関に集中していて、倉庫に向けられたものがなかった。


  1. 2020/04/14(火) 18:07:56|
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